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2007-07-26 16:53
テーマはサブプライム問題、米ドルの迷走が続く?
通貨別 予想レンジ ドル円 119.80〜120.80 ユーロ円 164.80〜165.80 ユ−ロドル 1.3670〜1.3770 豪ドル円 106.00〜107.00 昨日のNYダウ平均は小幅反発で終了したが、米国のM&A(企業の合併及び買収)に蔭りが生じていることが株式市場にも影響を及ぼしている。 部分的と見られたなサブプライム問題が拡大基調に転じているため、市場全般に信用リスクの低下傾向が生じている。一部大手自動車企業では起債が延期された報道もあり、社債発行による資金調達コストが上昇し、M&Aの資金調達に支障が出ているため、M&Aの減少が確実視されている。今までの米株式市場の騰勢がM&Aの貢献度によるものが多く、今後のNY株式市場に与える影響が甚大ではないという見解もある。 従来の株高とドル安の相関関係からは、株安とドル高と言う図式が描けることが普通であるが、サブプライム問題の影響が長引くとなると、今までの株と為替の連動性が崩れる余地が充分にあるだろう。それが今回の円高局面とも言えるかもしれない。 市場は現状では120円割れの状況下では利食い優先と実需の買いニーズは衰えを見せておらず、同レベルからのロングならばリスク限定と見て間違いないが、今回の円高局面で、120円割れを2、3度繰返している状況からも、次ぎの120円割れの際には要注意であろう。基本的にはドル円ショートで対応することを勧めるが、上値リスク限定と判断して、ドル円120円台80前後からの売りを勧める。 ユーロドルは一連の流れからして、ストップロス影響がみられる相場展開である。1.3750台からの上値は重いが、1.37割れからは買いニーズも散見されており、加速的な売りには繋がらないだろう。1.3650までの下落リスクはあるが、1.37割れからの買い下がりでもリスクは限定的と判断する。1.3670前後のロングと1.3750以上の売りを勧める。 昨日の米中古住宅販売件数は予想を下回ったが、住宅関連の弱含みは想定内であり、そして、ベージュブック(米地区連銀経済報告)は引き続き経済活動は拡大と判断しているが、市場への影響は限定的であったように、市場のテーマがサブプライム問題中心の相場と化しており、今晩の米6月新築住宅販売件数も相場に与える影響は限定的であろう。 いずれにしても、サブプライム問題の拡充とともに、キャリートレードの手仕舞い現象、そして、M&Aの衰退などが重なると、単なる相場観では乗り切れない市場環境にある。 テクニカル分析に頼りがちな相場になると思われるが、反面、テクニカル分析の弊害に悩まされるほど、相対的な難易度が増している市場である。 繰り返しになるが、シナリオ重視の相場であり、シナリオが描けない時には傍観することも必要であり、できるだけ控え目のトレードに専念することが良策である。 ********************** ▲邦銀勢によれば、輸出企業の売り姿勢は再び121円前後に後退している。121円割れからは比較的量も抑え気味であったが、121円前後になると量の拡大が散見されるように、上値の重い展開である。一方、輸入企業は120円前後では積極的な買いが散見されたが、120円台半ばでは模様眺めの状態になっている。狭いレンジの攻防と判断し、120.20〜120.80の売買で様子見を勧める。 ▲海外勢によれば、1.37前後ではストップロス売りと新規ポジション買いが交錯する状況であり、不安定な状況が続くが、1.3670〜1.3750のレンジ幅で様子見が正解であろう。 ▲クロス円の振幅幅を考えると、投機筋の狼狽的な売買も散見され、一般投資家にとっては不向きな展開が予想される。金融機関での相対取引が主流になっているため、キャリートレード志向の円売り局面ではなく、又円キャリー手仕舞いも絡んでいるだけに、相場の落着きを待ってからの始動を勧める。 |
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