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ドル円一進一退!クロス円乱高下にご注意?

2007-08-08 14:22  



 ドル円一進一退!クロス円乱高下にご注意?  

通貨別
 予想レンジ
 
ドル円
 118.30〜119.30
 
ユーロ円
 163.00〜164.00
 
ユ−ロドル
 1.3700〜1.3800
 
豪ドル円
 101.30〜102.30
 

FOMC政策金利発表を受けて、各市場は乱高下を見せている。特に株式市場の続落が債券相場と為替相場にも波及し、一時は米ドルの全面安の展開を見せたが、終わってみれば米ドルの堅調地合が確認された状況である。 

注目されたFOMC声明文では景気減速を否定し、インフレ重視の考えを折り込んでおり、年度内の利下げ観測も一気に後退したことから、総体的には楽観的な声明文として受け取られている模様である。しかしながら、今回の政策金利決定は全会一致であったが、現実には声明文の解釈は微妙に意見が分かれていると報じられている。現段階では利上げ観測はないが、米国の表面的な強気姿勢は変わらないが、依然として、利下げ観測は依然として根強いものがある。

今回は注目のサブプライム問題には直接触れず、住宅関連に関しても限定的な言及であり、米経済の不透明感を一掃するには至らず、米ドルの上昇は限定的と判断するが、昨日の乱高下相場が示しているように、当面はドル円118〜119.50、そして、ユーロドルは1.3700〜1.3850のレンジ相場として捉えた方が賢明であろう。補足的にはなるが、上記のレンジ幅の観点からはクロス円のレンジをある程度は限定可能であり、ユーロ円ならば下値161.70、上値165.50が弾き出されることになるが、その範囲での売買に効率性を求めるのも一考であろう。クロス円の売買は通常の通貨ペアトレードと比較しても、数倍難しいトレードであることを再認識すべきであるが、個人投資家にとっては、円絡みのクロス円売買は身近に感じるが、あくまでもユーロドルとドル円相場の複合体であり、円キャリートレードのような中期的な運用思考がなければ、少な目のトレードに専念することが鉄則であろう。

今朝発表された6月機械受注は前月比マイナス10.4%(予測−1%)が悪材料となり、119円台の展開を見せているように、円に対する不安材料には強く反応する相場であるが、同時に、円キャリートレ−ドの手仕舞いが118円前後ではブレ−キがかかり易い状況と言えるだろう。反面、リスク回避の米ドル売りも健在であり、119.30円以上からは上値の重さが生じている。118円台半ば割れの買いと119台前半の売りを勧める。ユーロドルも同様に、米ドルリスク回避は根強く、1.37割れの買いと1.38台前半の売りを勧める。

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▼邦銀勢によれば、輸出企業は119円前後の売りを実施しており、現状でも引き続き売り気配である。断続的な売りが119.50まで散見される。 一方、輸入企業は118円台半ばから断続的な買いが117円台まで散見されている。

▼海外勢によれば、昨日の流れからも上値の重い展開が続いているが、1.37前後では利益確定と新規買いもあり、下値は堅調である。反面、1.38前後ではポジション調整売りと利益確定売りが散見され、上値も重い状況である。1.3700〜1.3800での様子見が賢明であろう。

▼クロス円は、今朝の豪ドルの0.25%の利上げは織り込み済みであり、今現在では利益確定売りも102円台半ばでは散見されており、上値の重い展開が予想される。ドル円の上値の重さから判断して、豪ドル円102円半ば前後の売りを勧める。ユーロ円は164円台の売りを勧めるが、買いは自重することを勧める。



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