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2007-10-23 12:40
個人投資家向け外国為替証拠金取引業者「エフエックス札幌」(本社・札幌、谷康廣社長)が、22日、札幌地裁に破産手続きの開始を申し立て、同日開始決定を受けた。負債総額は約23億3,280万円。
「エフエックス札幌」今年3月期の売上高は4億5,700万円、当期利益1億4,900万円を計上した。今年6月時点での預かり保証金は、約25億1,000万円、取り引き口座は828となっている。現時点で顧客からの返金依頼には応じていないよう。 「エフエックス札幌」はサブプライムローンを発端に急激に進んだ円高の影響で自社売買取引が失敗して巨額の損失となった。顧客に対しては、債務超過解消のめどが立たないことを理由に10月17日付けで、取り引きを強制的に決済したことを通告した。「エフエックス札幌」は分別保管となっているものの、現段階では会社が顧客の預かり保証金を運用してしまった恐れもあり、顧客まで被害を受ける可能性がある。 為替ナビはこれまで外国為替証拠金取引会社の信用性を第一に考え、会社を選ぶことが最重要だと考えてきた。「分別管理」とは、取引会社の資産とは別に保管すること。2005年7月施行の改正金融先物取引法では、全ての取引会社に義務付けられている。しかし、「分別管理」は完全ではなく、いざ何か起こった場合、預かり金が100%返還される保証がない、今回「エフエックス札幌」の件もまさにその通り。外国為替証拠金取引するには必ず「信託保全」を行なっている会社をお勧めしたい。
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