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12月07日 チャート分析(深夜版)

2006-12-08 01:22  



1:26

GBPAUD
今日は大きく反落。5年移動平均を前にして,一旦足踏み&反落という相場になっています。今日は厳しく下げていますが,まだ下げ止まりのサインは無いので,少し様子見が必要ではないかと見ています。週足のサポートは2.4820-35付近にありますが,このレベルで止まるかどうかは微妙なところかもしれません。

5週値幅バインドの下限線が2.4731,また日足のトレーディングゾーン中間線が2.4749に位置しているので,2.48台は割れるかなぁという気がします。ただし,AUD自体の強さとしてはドンドン抜けていくという感じでもないので,来週以降もズルズル下げるという感じには見えませんが。26日線が2.48ジャスト付近なので,やはり2.47Midから2.48の間くらいでサポートが得られるのではないかと見ています。

ただし,2.4660付近には日足の中期サポートがあるので,深押しの場合にはそのラインへワンタッチはする可能性はあります。2.47台Low-Midで拾う場合には,一旦ストップは2.4650より下が良いのではないかと考えます。

AUDJPY
90.60-70のレジスタンスゾーンを抜けて目先は強いサイクルに入った可能性があります。昨日・今日の上昇では90.60-70のラインを抜けると判断して90.66でLongを取っています。91.88付近にレジスタンスを観測していますので,当面はその辺がターゲットかと思っています。

AUDのインデックスチャートで見ると,3-4日刻みで上昇・下降を繰り返しており,そういう面からは来週始めに91.70-80付近のレジスタンスを抜けるかどうかで上値更新があるかどうかの見極めが出来そうな気がします。なお,AUDCADも0.9420に見える月足のターゲットが視野に入ってきた感がありますので,非欧州通貨に対してはある程度継続的にジリジリと強含みに推移する相場なのかもしれないなぁと見ています。

AUDCAD
目先は週足の中長期レジスタンス0.9087に引っかかっているように見えますが,既に5年移動平均も突破していることで弾みがついてきた感もあります。

0.91台より上に抜けていけるかどうかは1.15の心理的な節目で引っかかるUSDCADの上昇というサポートも必要なようには感じますが,しかし月足で見ると中長期の展望としては0.9480より上0.9560付近までを目処にする上昇の途上にあるように見えており,まだ止まるサインは出ていません。中長期のレジスタンスに引っかかっていることで一旦利食いを入れるべきポイントには見えますが,少し長い目で見た場合には,押し目はしっかり拾ってみても良いのではないかと考えます。

EURCHF
とりあえず試し玉Longを1.5878で拾ったものの,日足・週足のレジスタンスが何重にも横たわる1.5899-1.5909のゾーンを抜けられないチャートになっています。この付近をこなして1.5920がついてくると,1.5960より上を狙う形には見えますが,もしかするとレジスタンス帯を抜けられずに再度1.5820-30より下を固め直す動きに移行する可能性も高まるので,少し注意でしょうか。来週早々にもこの辺はハッキリしそうな気がします。


USDのインデックスチャートを見ると,12日連続で日足の方向指示線を大きく下回っていた相場はやっと落ち着き,方向指示線に寄り添うように反転の機会を伺うチャートになってきました。日柄面からは,昨日くらいから申しているように,今夜から明日の欧州時間くらいにかけてEURUSD・GBPUSD等が上昇に転じなければ,一旦短期的なドル買戻しの流れが出始めて,EURUSDは1.3270付近のサポートを切ってミニ調整局面入りするようなチャートになっています。どちらの方向に向かうのか現時点では予断を持ちませんが,いずれにしても,時間的には明日の夕方くらいまでの動きには注目でしょうか。

AUDがやや相場の撹乱要因で,これだけは来週火曜日くらいまでは他の通貨とは別の動きを見せる可能性があります。

ECBのトリシェ総裁の記者会見は,特段目新しいコメントは無く,全て想定の範囲内でした。為替関係のコメントも皆無。その他の部分については,彼の言葉をどれくらい額面どおりに受け止めるかは人それぞれですが,素直に受け止めればECBのメインテーマはインフレの抑制であると。そのためには利上げは粛々と続けて行くということのようです。ECBの許容するインフレ率上限の2%を上回る水準(2.1-2.3%)とECBスタッフが予想していることを何度も質問の答えで述べていましたし,ドイツでの消費税の引き上げなども気にはしているが問題視はしていない,というスタンスだったように思います。

最後の方で,ユーロ圏経済の堅調さは経済改革の成果なのか,それとも循環的な要素なのかというような質問が出ましたが,良い質問だとした上で,まだ確たるデータは無いが総裁の見方としてはユーロ流通国の拡大なども含めた広い意味でのユーロ圏の経済発展の成果が堅調さのベースにはあるのではないか,という見解のようでした。ですから,そのような構造的な発展を長く下支えする意味からも,あまり短期の利益に目を向け過ぎることなく,インフレの抑制という中央銀行や通貨制度の信任向上につながるような施策を重視していきたいというような彼の意見が暗に表明されていたように感じました。そういう意味からは,ECBはユーロ圏の経済の見通しにはかなり自信を持っているのかもしれません。

なお,今日の会見には1月よりユーロ圏に入るスロベニアの記者も結構来ていたようで,その意味などについて質問をしていましたが,会場は総じて好意的な雰囲気だったように思います。日本ではあまり報じられていませんが,ユーロ圏の拡大と深化・進化は着実に進んでいるのかもしれません。なお,スロベニアの記者は我が国はユーロ導入13番目という縁起の悪い数字になってしまって,などと言って笑いも取っていました。いつも思いますが,このECBの記者会見はトリシェ総裁のユーモア発言もあったりして,結構面白いです。その辺が,ハーバードを一番に出て頭は良さそうですが,やや堅物のバーナンキの議会証言などを違うところかもしれません。




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