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2007-07-06 16:33
侮れない米ドル、反発近し?
通貨別 予想レンジ ドル円 122.50〜123.30 ユーロ円 166.70〜167.50 ユ−ロドル 1.3560〜1.3640 豪ドル円 104.80〜105.60 注目されたBOEは0.25%の利上げ、そして、ECBは据え置きと両者の政策金利は予想通りの結果で終了し、相場自体への影響は限定的な範囲と言えるであろう。 ポンドの折り込み済みの利上げは別として、逆に2.0台からの上値の重さを見せている状況であるが、今後も利上げが見込まれたことにより、かろうじて、現状を維持したポンドとも言えるだろう。 反面、昨日も指摘したように、ユーロ圏内ではインフレ抑制と反ユーロ高に対する温度差が生じており、未だにコンセンサスが統一されていない背景から、次回の利上げ9月説が後退したのであろうが、その結果ユーロの調整売りが先行している状況である。 その後のNY市場では米ADP全国雇用者数、米ISM非製造業景況指数の強い内容を好感した米ドル買いが優勢となり、既に市場の関心は今晩の米雇用統計に移っている。当てにならない米ADPの数字であるが、米雇用統計に期待感を膨らませている状況は無視できない。 実際問題として、今晩の米雇用が改善するにしても、背景には自動社業界をはじめとして、米製造業界の不振が目立ち、雇用に対しては不安定な状況であることに変わりがないが、一方では、米通信事業がITバブル時期を彷彿させるほどの勢いがあると報じられて、今後の雇用の安定化に繋がるとの見解も浮上しており、米雇用市場の2極化が鮮明になっているの。しかし、月ごとの米雇用統計の数字では米経済の景況感を図るには時期尚早である事は確かであり、米経済の不透明さを如実に表わしている証と言えるだろう。 不確実性が為替相場の真骨頂であるとは言われながらも、過剰な米ドル安と円安に市場は敏感になっていることは事実であり、現状からはストップロスを前提とした売買形態が問われる時である。ポジション拡大は禁物であり、特にレベレッジを効かせすぎたトレードは自粛することが賢明であり、同時に潮時を尊重することも為替の重要な戦略の一つである。いずれにしても、最深の注意を払って臨むことがベストであるが、円以外は軒並み米ドルに対して、強含みを見せているが、米政府としても、強い米ドルの意識を植え付ける意味合いもあるが、米ドル安が目に余るレベルまで降下すると、米ドル離れ阻止するためにも、何かしらの反発も想定して臨む事を勧める。 本日のドル円は下値の堅調地合もあり、123円台に乗せるのも時間であろうが、123円台からの上値を追う展開ではなく、123円台半ばまでの上昇と判断して、123円台前半での売りを推奨する。 ユーロドルは1.360前後ではストップロス売りが散見されるが、現状では1.360前後では売り買いとも拮抗しており、微調整の段階である。1.3550前後の買いと1.3650以上の売りで米雇用統計までは様子見が正解であろう。 ●邦銀勢によれば、昨日と同様に輸出企業の売り姿勢は123円前後に位置している。123円台からも断続的な売りが123円台後半まで散見される。一方、輸入企業は122円半ばの買い意欲が増しており、下値堅調と判断するが、上値も重いことから、122.50〜123.50のレンジ幅で待機することを勧める。 ●海外勢によれば、昨日の利上げ後退説が影響もあり、売り優勢の局面であるが、1.36割れでは売り急ぎは見られず、大勢としては1.3550の買いと1.3650の売りが散見される。動きが取れない状態であり、同レベルでの様子見を勧める。 ●クロス円はドル円123円台の壁を意識しながらの展開であり、上値の重い状況には変わりがないが、ユーロ円167円台半ばから売りと、豪ドル円105円台半ば以上からの売りを勧める。 |
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