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サブプライム問題、日銀金融政策決定会合に波紋も?

2007-07-11 16:15  



 サブプライム問題、日銀金融政策決定会合に波紋も?

予想レンジ

ドル円    121.20〜122.50

ユーロ円   166.70〜168.00

ユ−ロドル  1.3680〜1.3780

豪ドル円   104.00〜105.20

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燻り続けていた米サブプライム問題であるが、昨晩、米有力格付け会社スター&プア-ズが612業種もの格下げを報じたことにより、サブプライム問題が本格化した状況である。

NY株式市場の下落を誘いながら、米長期金利の利回り低下現象が今回の米ドル全面安との図式と言えるだろうが、ドル円相場がリード役になったことから、キャリートレードの解消も散見され、円買い需要が高まった状況であったが、その後にユ−ロドルが1.37前後のストップロスとオプショントリガ−を巻き込んでおり、ユーロドルへの追い風が生じたことが、更に米ドル売りに転じた大きな理由でもある。 

依然として、キャリートレードの解消懸念は残るが、既にドル円121円割れの状況を見せたことから、下値懸念も落着きを取り戻しており、120円台の声を聞くと利益確定のドル買いが散見されている。121円前後では下げ止まりの感はあるが、狼狽的な売りも散見されるように、見極め時としては未だに不充分な状況である。

現段階では122円台の上値の重さと、利益確定買いも121円台半割から散見され、更に輸入企業の買い姿勢が121円前後では強まっているだけに、下値堅調と判断するが、ワイドレンジで121円割れの買いと122円台半ばの売りで待機するしか良策はないだろう。

中途半端な相場観や乱高下が見込まれる状況では、テクニカル分析主導では対応が遅れるケ−スも多々あり、先ずはストップロスのシナリオを予め想定して、レンジ幅を拡大しながら、ポジションの歪みを探る段階である。

仮にドル120円を意識した展開になれば、今週中にも様変わりする展開になるであろうが、再度121円割れの状況になった際には要注意であるが、明日の日銀金融決定会合での反対票を見てからでも遅くはないが、金利据え置きが会合一致にでもなれば、キャリートレードの再燃もあるだけに、日銀も利上げのポーズを見せるには最低でも1票は反対票が必要であるが、1票の説明責任を考えると、少なくとも2票の反対票が有力であろう。

ドル円121円割れの買いと122円台半ばの売りに標準を当てて臨む事を勧める。特に下値に対するストップロスはドル円120.50に置きながらのトレードを勧める。

ユーロドルも史上最高値も難なくクリアーして、1.37台の相場展開であるが、必ずユーロ高の気運に疑問が投じられるため、1.37台からのロングは自重したいレベルではある。

但し、現状の流れに逆らってまでの売りを敢行する必要性もなく、もう一段の上昇を待ってからの積極的な売りに転じることを勧める。

注目されたバーナンキFRB議長のインフレ講演も米ドル全面安により、内容的にも問題視されず、市場への影響も限定的であったが、いずれにしても米経済の不透明さが払拭できない状況下では、なかなか柔軟性のある為替相場と相関性が見出せないのが、今の為替相場とも言えるだろう。

●邦銀勢によれば、輸出企業の売り姿勢は122円割れの状況では売り急ぐ局面もあったようだが、121円割れの状況となると輸入企業の出番でもあり、又、利益確定買いも散見されており、121円台前半から122円台前半までの攻防と見てよいだろう。

●海外勢によれば、ユーロドル1.37前後ではショートポジションの状況であり、すんなり1.37台に乗せたことに違和感があるようだが、1.37台半ば以上まで買われたことにより、1.37割れの買いニーズは健在である。



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