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2007-07-24 14:26
ドル円120円台半ばからの難平買いを考慮!
通貨別予想レンジ ドル円 120.30〜121.00 ユーロ円 166.30〜167.30 ユ−ロドル 1.3780〜1.3860 豪ドル円 106.20〜107.20 昨日は主な経済指標もなく、全般的に動意の乏しい展開であったが、東京市場では、早朝から損失確定売りも散見されるように、米利下げ観測や米サブプライム問題が尾を引いている。 先日のバーナナンキFRB議長が議会証言において、サブプライム問題が深刻化に触れて以来、米経済の信用力低下に繋がり、米株式市場も堅調地合ではあるが、反面、金融株が軒並み下落傾向にあり、サブプライム問題が足を引っ張っている状況である。キャリートレード取引にも言えることだが、ヘッジファンド系が絡んだ取引になると、実際上のファンドは少なくとも、ヘッジファンド特有である投資効率を最大限に高めるレバレッジを利用した取引が主流になり、リスキーな展開が生じる事は否めない。1998年のLTCMの破綻劇が生じてからはリスク管理の強化はなされており、大規模な損失は免れているが、当時のヘッジファンドの数が約5000であり、現在では2倍の10,000まで急伸していることからも警戒を要する。 特に2002年以降は、機関投資家の投資規模拡大が顕著であり、年金基金、金融機関等を中心にヘッジファンドへの投資が拡大している状況である。このようにヘッジファンドの拡大は、近年の主要国における低金利環境の継続や、投資家の運用多様化ニーズの強まりが主な背景と考えられるが、市場のボラティリティ(変動率)も低下しており、同時に収益率も低下したことがレバレッジを最大限に利用した売買が横行しているとも考えられるだろう。それ故に、ヘッジファンドへの監視体制が強化されることになったが、万全なリスク強化には程遠いのが現状であろう。いずれにしても米経済の不透明が続いており、新聞紙上では先走った利下げ観測まで報じられている以上、米ドルの上値を抑える状況下である事は間違いないが、ドル円120円割れの状況を想定できたとしても、円キャリーが再燃するレベルでもあり、ドル円に限っては下値限定と判断し、120円台半ば割れからの買い下がりに妙味があるだろう。121円前後の売りと120円台前半の買いを勧める。 ユーロドルは1.3850の壁を意識した展開であるが、同レベルからの利益確定売りと新規ショートポジションも散見されており、上値を追う展開ではなく、同レベルからの売りを推奨すると共に、清算レベルとして、ユーロドル1.3850そして、ドル円120.50円を考慮することを勧める。 益出し及び損失に限らず、随所に清算レベルを設けることが戦略性を高めることになる。 *********************** ▲邦銀勢によれば、輸出企業の売り姿勢には大きな変化が見られていないが、121円前後の売りが一部では散見されており、上値の重い展開である。一方輸入企業も120円台半ばからは積極的な買いも散見されており、繰り返しなるが、同レベルから120円割れまでの難平買いを勧める。 ▲海外勢によれば、依然として、1.3750〜1.3850のレンジ幅で様子見が先行しており、動意には乏しいが、米ドル主導の相場だけに、同レベルでジックリ待機することを勧める。 ▲クロス円はドル円次第の相場と化しており、乱高下する地合でもあり、昨日も述べたが、ドル円121円台では売り局面に転じ、120円台半ば割れでは買い局面を一考するぐらいの余裕を持って臨む事を勧める。 |
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